NetHeroの「今は昔」

California 州 Corona市在住のオッチャンによる日々の記録

69 (村上龍) - Book

69

今週火曜日 (10月1日) に、副大統領候補同志の 討論会がニューヨークでありました。

民主党からはティム・ウォルズ (Tim Walz) ミネソタ州知事、共和党からはJ.D.バンス (J.D. Vance) 上院議員です。

この二人は、カリフォルニア州在住の私にとっては、名前さえ聞いたことがない人物でした。

多分、20歳も年長のウォルズ知事の圧勝かなと思いながらテレビ中継を観ました。

トランプが登場する討論会では、一種のショー的な面白さもあるのですが、今回の副大統領候補討論会は、正統派討論会という感じで見応えがありました。

ウォルズ知事は、オドオドした田舎のオッチャンと云う感じで、たえずメモを書いていました。
「落ち着け!落ち着け!!」ってな自己暗示のメモでも書いていたのでしょうか?

それに対して、バンス上院議員は、整然と淀み無く話していました。
いつそれが乱れるかと期待もあったのですが、最後まで全くペースは変わらず、これには驚かされました。

従って、予想に反し、今回は、バンスの勝ちと云うのが私の観ての感想でした。

大きなスキャンダルを起こさなければ、バンスは、4年後の有力大統領候補の可能性大ですね。
それには、まず今回勝って副大統領になる必要がありますが、、。

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最近は、手持ちの読む本が無く、ひたすら再読の日々です。

75Kmほど離れたところにブックオフもあるのですが、乱視気味の眼では、怖くて自分で運転して行く気にもなりません。

今回、再読したのは村上龍の1987年に女性向け雑誌「MORE」に連載されていた小説 「69」です。

前回読んだのは、記録が無いので不明なんですが、多分10年くらい前でしょうか?

当然、内容詳細は一切記憶に残っていませんので、初読み同様の新鮮さで再読出来ました。

時代設定はタイトルになっている1969年です。
早生まれの村上龍は、私より1学年下の同世代です。

その年 (1969年)、大学入試に失敗した私は大阪の予備校生でした。

多くの大学で、学生による封鎖があり、後日聞いた話では、授業は全く無く自宅待機の日々だったようです。

村上龍の通っていた佐世保市の高校同様、封鎖騒ぎがあった高校が大阪でもありました。

私の通っていた予備校でも、アジ演説もどきをする者も居ました。

「これが正義だ!!」と言わんばかりの演説を聞かされて、いつも私が思ったのは「なんで、それが正義やと分かるんやろか。何が正義だと云う様な大層な事は、誰にも分からんのとちゃうか?」と云う事でした。

そんな事を言うと、決まって返ってくるのは「それは、年寄の考えや!!」と云うキツ〜ぃ反論でした。




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アガサ・オール・アロング (Agatha All Along) - Disney Plus

Agatha

先週木曜日 (9月19日) に ディズニー・プラス (Disney Plus) で配信が始まったマーベル・シネマティック・ユニバース (MCU) テレビシリーズ15作品目の「アガサ・オール・アロング (Agatha All Along)」です。

9月27日現在、エピソード3まで放映済みで、毎週1エピソード、全9エピソード完結予定との事。

次から次へと、飽きもせずに新作を出してくるものですね。
まぁ〜、私の様に楽しみに待っている者が、結構居るんでしょう。

2021年に配信された「ワンダヴィジョン (WandaVision) 」の続編ですが、前作を観ていなくとも (或いは、忘れていても) 問題なく楽しめます。

「ワンダヴィジョン」の主役で初代アベンジャーの一人、ワンダ・スカーレット (Wanda Scarlet) によって、魔力を奪い取られた元最強魔女の 「アガサ・ハークネス(Agatha Harkness)」が主人公です。

そのアガサが、3人の訳アリ魔女と2人の一般人を伴って、奪い取られた魔力を取り戻す為、禁断の「魔女の道」を進んでいくと云うのが、大まかなストーリーです。

未だスタートしたばかりですが、なかなか面白そうで先が楽しみです。




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Homage To John Coltrane (Dave Liebman) - Jazz

Homage To John Coltrane

マルチ・サックス奏者、デイヴ・リーブマン (Dave Liebman) が、敬愛するジョン・コルトレーン (John Coltrane) に捧げたトリビュート・アルバム "Homge To John Coltrane" です。

フランスのレコード会社、Owl Records より1987年にリリースされました。

リーブマンは、単独或いは共同でコルトレーン関連のアルバムを多数発売していますが、その内の1枚です。

下記が収録曲です。

1 Untitled Original 5:16
2 Crescent 4:57
3 Love 8:20
4 Joy / Selflessness 5:42
5 After The Rain 3:37
6 India 7:54
7 Welcome 7:03
8 Mr. Day 6:09
9 Dear Lord 2:40
10 Dahomey Dance 4:25


リーブマンが、好んで取り上げるコルトレーンの曲が大部分ですが、アルバム "Ole Coltrane" 収録の "Dahomey Dance" を取り上げているのが、珍しいでしょうか。

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一曲目の "Untitled Original"は、本アルバム発表時の1987年には、まだ題未定だったのですが、2018年に発掘、発売されたアルバム "Both Directions At Once"中では、"One Up, One Down"と云う名前がつけられています。

1〜5が、アコースティック・バージョンで、6〜10が、エレクトリック・バージョンです。
それぞれ異なった2組のミュージシャンが起用されています。

下記が、起用ミュージシャンです。

アコースティック・バージョン
Saxophone – Dave Liebman
Acoustic Bass – Eddie Gomez
Drums, Percussion – Adam Nussbaum
Piano – Jim McNeely

エレクトリック・バージョン
Saxophone – Dave Liebman
Drums, Percussion – Bob Moses
Electric Bass – Mark Egan
Oboe – Caris Visentin
Synthesizer – Jim Beard

全曲いいですが、マーク・イーガン (Mark Egan) が、エレベをガンガン弾きまくる "India" が、特に聴きモノです。




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となりの宇宙人 (半村良) - Book

となりの宇宙人

今週火曜日 (9月10日) に、トランプ vs. ハリスの大統領候補者討論会がありました。

わずか90分の短い制限時間内で、数多い議題について議論するので、どう考えても無理があります。

私にとって、この討論会の大きな楽しみの一つは、トランプが繰り出してくる意表をついた技 (笑)を、観る事にあります。

でも、今回は残念ながらそれは出ず、極めて真面目な討論会で終わりました。

スタート時は、緊張感一杯のハリスでしたが、トランプの意表をついた技が出ないので、安堵したのか、相手を見下した様な得意のニコニコ笑いも徐々に出始めました。

大手マスコミから無視され気味のトランプなので、司会者もハリスに甘くなりがちで、私の様な野次馬視聴者には、イマイチ面白くない討論会でした。
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先日、ネットで「メヌケ」と云う言葉に出会った時、直ぐに思い出したのは、半村良の短編にあったなぁという事でした。

半村先生の著作は、売らずに全て (20冊程度ですが) 手元に置いてあるので、直ぐに見つかりました。

河出文庫「となりの宇宙人」と云う短編集に含まれています。

文庫本で12ページ程の平仮名タイトルの「めぬけのからしじょうゆあえ」と云う作品です。

発出は、週刊小説1975年1月10日号です。

地球最後の日に、別段、行くあてもない板前とその見習いが調理場で出会います。

最後だからと、板前は見習いに「めぬけのからしじょうゆあえ」を指南します。

指南の過程で、板前と見習いは、「めぬけのからしじょうゆあえ」という文句を偶然繰り返し使います。

やがて最後の時がやって来るのですが、二人には別段何の変化も起こりません。

その時、現れた天使によれば、「めぬけのからしじょうゆあえ」と云うのは生き残る為の呪文で、それを11回繰り返えしたので生きながらえたと云う事でした。

とまぁ、半村先生得意のホラ話が、10篇も入った短編集です。




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恋愛バトルロワイヤル - Netflix

恋愛バトルロワイヤル

Netflixオリジナルシリーズ「恋愛バトルロワイヤル」を観ました。

今年のNHK大河ドラマ「光る君へ」で、藤原道長の娘にして一条天皇の中宮として入内する藤原彰子 (あきこ) 役の見上愛 (みかみあい) が、主演高校生役を演じています。

「光る君へ」で初めて彼女を見た時は、流石に驚きました。

陰気な役柄の為もあったのでしょうが、筆で描いた様な (実際、描いていたのかもしれませんが、、笑) 一直線の太い両眉とその下の独特な目つきが、強烈な印象を与えました。

その彼女が主演を務めるドラマとかで、期待して観ましたが、、、いやぁ、期待通りに面白かったわ。

今回の相手役の男子高校生を務める宮世琉弥(みやせ りゅうび) が、これまた、ななんと!!見上愛 と同じ様な目つきなんですね

最近の日本の若者は、男女ともに、皆、あんな目つきなんでしょうか!?

いやぁ、このキャスティングには驚きました。

「光る君へ」で、初めて見上愛を観て驚かされた方には、一見の価値ありドラマです。



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Passion Dance (McCoy Tyner) - Jazz

Passion_Dance

ピアニスト、マッコイ・タイナー (McCoy Tyner) の1978年発売アルバム "Passion Dance" を聴きました。

1978年に、東京の田園コロシアムで開催された第2回ライブ・アンダー・ザ・スカイ (Live Under The Sky Festival)で、ライブ録音されたアルバムです。

下記5曲が収録されています。

1; "Moment's Notice" (Coltrane) – 9:23
2; "Passion Dance" – 11:47
3. "Search for Peace" – 6:36
4. "The Promise" (Coltrane) – 6:28
5. "Song of the New World" – 7:12


1,5がピアノ・トリオ (Bass : Ron Carter, Drums : Tony Williams)で、残りはマッコイのソロ演奏です。

選曲の良さもあって、2,3,4 のソロ演奏3曲が、圧倒的に素晴らしいです。

なお、同日に演奏された他の曲は、2004年にアルバム "Counterpoints"として発売されています。
You Tubeで全曲試聴出来ます。



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ディアボロス/悪魔の扉 (The Devil's Advocate) - Movie

Devilsadvocate

シカゴで開催されていた民主党全国大会は、別段、大きな混乱もなく昨夜無事終了しました。

史上初の黒人アメリカ大統領に選出されたバラク・オバマの様に、史上初の黒人女性大統領候補としてカマラ・ハリス "Yes ! She can !!" のスローガンで、民主党としては、盛り上げたいところですが、オバマ時代の様な盛り上がりは、今のところ殆ど感じられません。

タダモノではないトランプが、今後どの様なあの手この手を繰り出してくるのか楽しみです。

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1997年米国公開のオカルト・スリラー映画 「ディアボロス/悪魔の扉 "The Devil's Advocate"」を、久々にDVDで観直しました。

2時間半弱の長尺モノですが、ストーリーはなかなか面白く退屈させません。

出演者は、キアヌ・リーヴス (Keanu Reeves) アル・パチーノ (Al Pacino) シャーリーズ・セロン Charlize Theron) と大物揃いですが、本作が公開された頃は、アル・パチーノ以外は、まだ今ほど知られていませんでした。

まだデビュー直後のシャーリーズ・セロンの初々しいへァーヌードのサービス・シーンもあります。

フロリダ州で、連戦連勝の若手カリスマ弁護士 (キアヌ・リーヴス) は、ニューヨーク市の大手法律事務所 に引き抜かれ、妻 (シャーリーズ・セロン) 共々、ニューヨーク市に栄転します。

ところが、その大手法律事務所所長 (アル・パチーノ) は人間ではなく悪魔だったのです。

とまぁ、大まかにこんな話です。

エンド・クレジットで流れる曲が、ローリング・ストーンズ「悪魔を憐れむ歌 (Sympathy For The Devil) 」ではなく黒くぬれ (Paint It, Black) というのも意表を突く選曲です。




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Lee Morgan "Both/And Club, San Francisco, June 1970" - Jazz

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トランペッター、リー・モーガン (Lee Morgan) は、1970年7月にL.A.近郊のハモサ・ビーチ (Hermosa Beach) に在るジャズ・クラブ、ライトハウス (Light House Cafe) で、自己最後の公式ライブ・アルバム "Live at The Lighthouse"を録音します。

その約1ヶ月前に、ラジオ放送用として録音されたのが、この "Both/And Club, San Francisco, June 1970"と題されたCD2枚組アルバムです。

ラジオ放送用の音源から、アルバム化されたブートレグで、発売元はブートレグで有名な "Hi-Hat" です。

煩い客の声もかなり入っているブート音質ですが、演奏内容が素晴らしいので、一旦、聴き出すとそれほど気にはなりません。
全曲ここで聴けます。

このアルバムは、既にスペインの "Fresh Sound" レーベルから発売されていたものです。

話は些かややこしいのですが、そのタイトルがどういう訳か "Live at The Lighthouse '70" となっていたので、永らく混乱を引き起こしていたアルバムでした。
(写真下)
LeeMorgan FreshSound


メンバーは両アルバムとも同じですが、ライトハウスではドラムのジャック・デジョネット (Jack Dejohnett) が一曲のみゲスト参加で叩いています。

メンバー

Bass – Jymie Merritt
Drums – Mickey Roker
Piano – Harold Mabern
Tenor Saxophone – Bennie Maupin
Trumpet – Lee Morgan


演奏曲目

1-1 Peyote 13:35
1-2 Ceora 16:21
1-3 Speedball 5:33
1-4 Willow Weep For Me 20:19
1-5 Neophilia 13:29
2-1 Rakin' And Scrapin' 11:59
2-2 Ujamma 15:22
2-3 Something Like This 12:59
2-4 Ceora 17:10
2-5 Speedball / Theme & Closing 1:57


なお、ベニー・モウピン ( Bennie Maupin) 作の ”Neophilia" は、ライトハウスの曲と同名異曲です。

以上




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ゆりかごを揺らす手 "The Hand That Rocks the Cradle" - Movie

Handrockscradle

1992年公開の米国制作サイコ・サスペンス映画「ゆりかごを揺らす手 "The Hand That Rocks the Cradle"」を観ました。

妊娠中の主人公クレア (演 - アナベラ・シオラ "Annabella Sciorra") は、診察中に男性産婦人科医からわいせつ行為を受けます。

クレアを含む複数の患者から告訴されたその産婦人科医は、妊娠中の妻ペイトン (演 - レベッカ・デモーネイ "Rebecca De Mornay" )を残し自ら命を絶ちます。

それにより、一人残されたペイトンは、社会的地位、財産のみならず、目下妊娠中の我が子まで流産で失ってしまいます。

その後、クレアに対し逆恨みしたペイトンは、ベビーシッターとしてクレア家に雇われ、その暗い目的を果たしていきます。

ペイトンのクレア家に対する陰湿な復讐は、徐々に始まっていくのです。

十分な身元確認無しでペイトンを雇う点など、ツッコミどころもありますが、ストーリーは分かり易く、サスペンス映画としては、十分楽しめる作品に仕上がっています。




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Chick Corea Live In Bremen 1972 - Jazz

CoreaBremen1972

ドイツ・ブレーメン (Bremen) のラジオ放送局内スタジオで録音されたピアノ・ソロ・アルバムは、1973年7月録音で、E.C.M.からリリースされたキース・ジャレット (Keith Jarrett)のものがよく知られています。

先週、Youtube を見ていたら、ななんと!! チック・コリア (Chick Corea) も同じ放送局内スタジオで、ソロ・アルバムを録音していたではないですか!!!

それも、キースより早い1972年10月に。

ただし、チックの録音はラジオ放送されたのみで、キースの様に公式アルバムとしてリリースされなかったので、その後、忘れられてしまったのでしょう。多分。

ネット情報によれば、CD-R 2枚に焼かれたものが、日本で販売されているようです。

私は、Youtubeで聴いたのですが、1971〜72年頃のチックによる自作曲中心の素晴らしい演奏集で、何故、ECM辺りから公式アルバムとして、リリースされなかったのかが、不思議です。

以下、演奏曲一覧です。

1-1 Noon Song
1-2 Song For Sally
1-3 Jonathan Livingston Seagull
1-4 Masqualero ( Wayne Shorter)
1-5 Children's Song No.1
2-1 What Game Shall We Play Today
2-2 Crystal Silence
2-3 Sometime Ago
2-4 La Fiesta


1-3を除いて、他は当時のチックが、よく演奏していた
曲ばかりです。




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郷愁の哀歌 (Hillbilly Elegy) - Netflix

Hillbilly_Elegy_(film)

雨のパリ・オリンピック開会式を観ていたら、ナディア・コマネチ(Nadia Comăneci) が登場したので驚きました。
未だ健在だったんですね。

それに、一時は死にかけたとの噂もあったセリン・ディオン ( Celine Dion) が相変わらずの素晴らしい歌唱力を披露してくれました。

4年に一度のオリンピック開催年は、11月の米国大統領選挙の年でもあります。

見ていて気の毒な程、「こりゃあかんわ」感一杯のバイデン現大統領が、やっと退場しましたが、トランプも苛める相手が居なくなり些か寂しいのでは。

代わりに現副大統領のハリスが、鳴り物入りで登場しましたが、何故、もっと早い段階で登場しなかったのかと考えれば、それなりに問題があるんでしょうね。多分。

まぁ、戦争を止めて、インフレを止め、治安を以前の様に戻してくれるなら誰が大統領になろうと構わないと云うのが、一般大衆の正直な気持ちではないでしょうか?

10日ほど前に開催された共和党全国大会で、トランプが副大統領候補として選んだのが、オハイオ州選出上院議員、ジェームズ・デイヴィッド・ヴァンス (J. D. Vance) です。

未だ39歳という若さで、見るからにエネルギッシュです。

その彼が書いた自伝 (ちょっと早過ぎる様に思いますが)で、2020年にネットフリックスで映像化され公開された作品 「郷愁の哀歌 (Hillbilly Elegy) 」を観ました。

因みに、私はヴァンスと云う上院議員の名前も映画の事も初聞きでした。

薬中の母親のもとで育ったヴァンス少年が、故郷のケンタッキー (Kentucky) 州からコネ無し、金無し状態で隣のオハイオ (Ohio)州 に移転します。

何度も非行に走りかけるヴァンス少年ですが、その都度、祖母や姉に励まされ、将来の為に学歴だけでも得ようと悪戦苦闘していく物語です。

トランプとは、かなり異なった経歴の持ち主ですが、ハリスが選ぶ副大統領候補とのディベート対決が楽しみですね。




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風雲ジャズ帖 (山下洋輔) - Book

風雲ジャズ帖

ジャズ・ピアニスト、山下洋輔氏の初エッセイ集「風雲ジャズ帖 」を再読しました。
現在、私の手元にあるのは、1982年に当地の日本語本書店で、購入した徳間文庫版です。

山下洋輔氏を初めて観たのは、1971年の初頭に、NHKで放映された音楽番組でした。

未だジャズの名前ぐらいしか知らない頃でしたが、その迫力には圧倒されました。

同年3月に、生ジャズを聴く為に、東京に出向きました。

その折、ウェイターのアルバイトをしていた渋谷にあったジャズ喫茶「オスカー」に、山下トリオが定期的に出演しており、幸運にもライブを観る機会がありました。

従業員の特権で (多分)、楽屋に出入りでき、山下さんやドラマーの森山威男 (たけお) さん達と親しく話せる機会を得ることが出来ました。

その頃に、本屋で見つけた月刊誌「ライト・ミュージック」で、イラストが一杯入った山下さんの連載エッセイを発見したのでした。

ただリアルタイムで全部は、読めなかったので、安い文庫本になるのをひたすら待っていました。

1982年に、徳間書店から刊行されたその文庫本を、当地の紀伊國屋で見つけた時は、売切れぬ前にと、速攻で購入しました。

この文庫本の第1章には、「ライト・ミュージック」誌 に連載されていたエッセイ (イラスト無し) が再録されており、読むたびに当時の諸々が蘇り、私の愛読書の1冊となっています。




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Speak To Loneliness (日野皓正) - Jazz

SpeakToLoneliness

ジャズ・トランペッター、日野皓正が1975年1月に、East Wind Recordsに残したアルバム "Speak To Loneliness" です。

1980年代に入手していた米国版 (Inner City Records)のL.P.をあらためて聴き直しました。

その理由は、最近聴いた日野皓正のアルバム「 ライヴ・イン・ネムロ・ ホイール・ストーン (車石) Vol. 2」で "Speak To Loneliness" を演奏していたからです。

LiveInNemuro#2

日野皓正渡米直前さよならツァーの一環として、1975年4月に、根室市民公民館で実況録音されました。

4管で録音されたオリジナル版と比べ、2管で録音されたライブ版は、音の拡がりには欠けますが、その分、荒々しさの目立つ如何にもライブと云う演奏になっています。

なお、リズムセクションは、両アルバムとも同じで下記メンバーです。
杉本喜代志(g)、板橋文夫(p)、岡田勉(b)、日野元彦(ds)、今村裕司(per)




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ザ・ユナイテッド・ステイツvs.ビリー・ホリデイ - Hulu

The_United_States_vs_Billie_Holliday

Huluで2021年に公開された映画「ザ・ユナイテッド・ステイツvs.ビリー・ホリデイ (The United States vs. Billie Holiday)」を観ました。

伝説の黒人女性ジャズ・ヴォーカリスト 「.ビリー・ホリデイ ( Billie Holiday)」が主人公の物語です。

彼女の自伝をベースにした他作品では、1972年公開のダイアナ・ロス (Diana Ross)主演で評判になった「ビリー・ホリデイ物語/奇妙な果実 (Lady Sings the Blues)」があります。

未だビリー・ホリデイの名前ぐらいしか知らなかった私も、噂を聞きつけて公開直後の1973年にニューヨークの映画館で観たのですが、、、、英語がサッパリ分かりませんでした。

今回は、英語字幕付きでもあり格段に理解できました。

前作同様、数あるビリーの有名曲中から選ばれた「奇妙な果実(Strange Fruit) 」が、重要な役割を与えられています。

公民権運動の本格化以前の1940年代に、黒人差別をモロに批判した「奇妙な果実(Strange Fruit) 」を歌って人気を獲得していくビリーに対し、米国政府は神経を逆立てします。

そこで、苦肉の策として採用されたのが、麻薬中毒者でもあったビリーを、それを理由に収監すると云う作戦でした。

しかし、政府の期待に反し、釈放後のビリーの人気は衰えるどころか益々盛んになっていきます。

やがて、公民権運動が本格化し、徐々に政府は追い詰められていくのです。

本作の主演女優「アンドラ・デイ (Andra Day)」は、ゴールデングローブ賞で主演女優賞(ドラマ部門)を獲得し、アカデミー賞では主演女優賞にノミネートされました。




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ジャズからの挨拶/ ジャズからの出発 (相倉久人) - Book

ジャズからの挨拶 (1)

2015年に83歳で亡くなられた音楽評論家、相倉久人 (あいくらひさと) 氏の初期エッセイ集、「ジャズからの挨拶」と「ジャズからの出発」を読みました。

読んだといっても、難しい箇所は飛ばす所謂「飛ばし読み」です。

ジャズからの挨拶 (2)

両方とも、音楽之友社刊で、刊行日は「ジャズからの挨拶」が1968年、「ジャズからの出発」が1973年となっています。

私がジャズを聴き初めた1970年前後の話や、今や大御所となっているジャズメンへのインタビュー等、興味深い話がテンコ盛りです。

日本のジャズ界発展に深く関わってこられた氏の話は、私の知らない事だらけです。

ピアニスト、山下洋輔のメンターでもあった氏の山下に関する話は特に興味深いです。



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Spaces Revisited (Larry Coryell) - Jazz

LarryCoryellSpaceesRevisited

ジャズ・ギタリスト、ラリー・コリエル (Larry Coryell) の1997年発売アルバム "Spaces Revisited"です。

下記が、アルバム"Spaces Revisited"参加ミュージシャン及び収録曲。
Bireli Lagrene – guitar
Larry Coryell – guitar
Richard Bona– bass
Billy Cobham– drums

1. The Dragon Gate 6:25
2. Hong Kong Breeze 8:22
3. Spaces Revisited 7:02
4. Variations On Good-Bye Pork Pie Hat, Composed By – Charles Mingus 7:59
5. Blues For Django And Stephane 5:20
6, Morning Of The Carnival, Composed By Louis Bounfa 7:25
7. Oleo. Composed By Sonny Rollins 5:00
8, Introduction To 'Ruby' 1:31
9, Ruby My Dear, Composed By Thelonius Monk 4:19

タイトルから1969年録音、1970年発売のラリーのリーダー・アルバム "Spaces" のメモリアル・アルバムっぽいですが、全くの別物です。

LarryCoryellSpaces


下記が、アルバム"Spaces"参加ミュージシャン及び収録曲。
Larry Coryell – guitar
John McLaughlin – guitar
Chick Corea – electric piano (5のみに参加)
Miroslav Vitouš – double bass
Billy Cobham – drums

1. "Spaces (Infinite)" (Julie Coryell) 9:23
2. "Rene's Theme" (Rene Thomas) 4:12
3. "Gloria's Step" (Scott LaFaro) 4:32
4. "Wrong Is Right" (Larry Coryell) 9:02
5. "Chris" (Julie Coryell) 9:32
6. "New Year's Day in Los Angeles 1968" (Larry Coryell) 0:21


両アルバムに参加しているのは、リーダーのラリーとドラマーのビリー・コブハム (Billy Cobham)だけで、演奏曲も全て異なっています。

"Spaces'は、当時の人気若手ミュージシャンが参加しており、私も1973年にアルバムを購入し聴いたのですが、期待した程の出来ではありませんでした。

一方、"Spaces Revisited"の方は、ウェッブで最近その存在を知って、1ヶ月程前に購入したものです。

ロリンズやモンク作曲の有名ジャズ・スタンダードも演奏しており、録音状態も文句無しに良好で (私の基準ですが) 、目下、私の愛聴盤となっています。




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The Silence (闇のハンター) - Netflix

The_Silence_2019_film

2019年、米独共同制作映画「闇のハンター (The Silence) 」をネットフリックスで観ました。

観始めて、「これ観た事があるな。」と直ぐに気づいたのですが、ストーリーをさっぱり思い出せないんですね。
わずか数年前の事だと思うのですが、、。

まぁ、日本語吹き替え版で観れるし、ボケ〜と観る分には丁度ええかって事で再鑑賞となりました。

アクシデントにより、突然解き放されたコウモリ状の危険生物から逃れて、新天地を目指す一家の冒険物語です。

この生物は繁殖力が極めて強く、人類はまたたく間に追い詰められていきます。
また、この危険生物は、目は見えないが音は聞こえると云う特徴を持っています。

これって、2018年公開の米国映画「クワイエット・プレイス (A Quiet Place) 」と同じ設定ですね。

ただし異なる点もあります。
闇のハンター」の主人公である女子高生は、事故により聴覚を既に失っています。

また、ストーリー展開の一助として、得体の知れないカルト集団もしっかり登場します。

どの様に終わるのかと思っていたら、潔く無理やり終わらせました。

まぁ、90分で終わらせねばならないので、これは仕方がないですよね。
私は結構楽しめました。




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黒い鯱 (西村寿行) - Book

黒い鯱

西村寿行の鯱シリーズ第2作目「黒い鯱」を再読しました。

鯱シリーズ」とは、寿行先生の代表作の一つで、一般的な道徳観念とは無縁の4人の超人男性が大暴れするシリーズもので、全部で11作品あります。

この「黒い鯱」は、1978年8月から翌年5月にかけて「週刊現代」に連載されていました。

アメリカに移民する直前頃に連載されていたので、準備で色々と慌ただしかった私は、リアルタイムでは、本作の事を全く知りませんでした、

その後、1980年4月の日本出張時に、発刊直後の単行本を発見し購入したのでした。

シリーズ第一作の「赤い鯱」も同時購入したのですが、「黒い鯱」の方が面白かった様に思います。

数年前に再読した「赤い鯱」が面白かったので「黒い鯱」も再読したくなり、家探ししたのですが、残念ながら見つからず諦めていました。

ところが、先日、大量の雑誌類を捨てた際に、雑誌の下で埋もれている「黒い鯱」を偶然発見 (発掘 ?) しました。

4人の超人集団の棟梁「仙石文蔵」は、1930年代に軍部の依頼で、一人の中国人天才方術士を殺害します。

当時、まだ幼子だった4人の子供達 (男3人と一番末が女) が、恐るべき能力を持って成長し、仙石文蔵グループに挑戦を挑み戦うと云うのがストーリーです。

とにかく面白いのです。
劇画調で語られる展開は、息もつかせません。

上下2段の小さい活字の単行本約250ページですが、私は2日で読み終えました。
流石に1日では、目が疲れて読み終えれませんでした。




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Live at L'Olympia 1972 (Cannonball Adderley) - Jazz

Cannonball  L'Olympia 1972

サックス奏者「キャノンボール・アダレイ(Julian "Cannonball" Adderley)」クインテットのライブ・アルバム "Poppin' in Paris: Live at L'Olympia 1972" を聴きました。

収録曲とメンバーは以下。

1 Black Messiah 20:22
2 Autumn Leaves 13:06
3 Soli Tomba 3:36
4 Walk Tall (Baby, That's What I Need) Into TheScene 5:19
5 Doctor Honoris Causa 19:40
6 Hummin' 8:36
7 Directions 3:36
8 Mercy, Mercy, Mercy 2:58
9 The Scene 1:43
Total Time: 78:57


Julian “Cannonball” Adderley (alto/soprano sax)
Nat Adderley (cornet)
George Duke (piano & electric piano)
Walter Booker (bass)
Roy Mccurdy (drums)

私のこのアルバム購入理由は、下記2点です。

理由その1は、"ジョー・ザヴィヌル(Joe Zawinul) 作の "Doctor Honoris Causa" " Directions" を演奏している。

理由その2は、私がキャノンボールを観たフィンランドのポリ・ジャズ・フェスティバル (1972年7月15日) と同じメンバーである。

1972年10月25日収録のオリンピア・ライブアルバムとほぼ同時期、同一メンバーなので、セット・リストも多分似た様なものだったと推測されます。
{残念ながら、全く覚えていません。

最後に、ポリ・ジャズ・フェスティバルで、私が撮影したキャノンボール・クインテットの写真を一枚貼り付けて置きます。

写真を撮るのが現在と異なり困難な時代であり、また私の所持カメラは、コニカの玩具の様なカメラだったので不鮮明なのはお許しを。

IMG_5607


かろうじて、キャノンボールと弟のナットが、並んでいるのが確認出来るかと思います。

理由その1の期待曲は、 "Doctor Honoris Causa" は、期待以上の出来でしたが、" Directions" の方は、3分少々の短さで、メドレー中の単なる一曲と云う扱いでした。





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パージ、シーズン1 (The Purge ) - TV Movie

ThePurgeS1

2018年に放映された連続ホラードラマ 「パージ (The Purge) 」シーズン1「フールー (Hulu) 」 で観ました。

映画版の「パージ (The Purge) 」は、2013年の第1作目以降、既に計5作が公開される人気シリーズとなっています。

ドラマ版は、シーズン1,2が放送済で、各シーズンは10話から成っています。

1話当たり約45分で、英語オンリーのドラマで疲れを感じさせぬ理想的な長さです。
勿論、私の場合ですが。

毎年1度だけ、夜7時から翌朝7時までの12時間は、パージと呼ばれる無政府状態になる近未来 (?) のアメリカが舞台になっています。

各々、訳アリの事情を抱えた数組の主人公達が登場し、狂ったパージ礼賛者達に追いかけ回され、挙げ句の果てに、何人かはラストに命を落としてしまいます。

全10話と結構長いのですが、ストリー進行のテンポが早く、鑑賞時のストレスは少ないです。




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